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ピックアップ | パリ店便り

パリ店便り

寿月堂 パリ店での展示会やお茶会のイベント情報。
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パリの街角で出会う、紙が生み出す抹茶の世界

Vol.1012026.07.03

芸術の都・パリでは、美術館だけでなく、街を彩るウィンドウディスプレイも街歩きの楽しみのひとつ。サンジェルマン・ デ・プレのセーヌ通りの角地に佇む寿月堂パリ店のディスプレイも、行き交う人々を魅了しています。

デザインを手掛けるのは、パリを拠点に活躍するアーティスト・村松 彩氏。日本で色彩効果を学び、フランスでテキスタイルデザインの学位を取得した後、紙を使ったオブジェ制作を始めました。現在では、DiorやChanelなど世界的メゾンのディスプレイも手掛けています。

紙とは思えない繊細な質感や立体感は、村松氏ならではの魅力。「見る人をワクワクさせるモノづくりを目指している」という言葉どおり、作品には心躍る世界観が表現されています。これまでパリ店では四季をテーマにディスプレイを展開してきましたが、今回のテーマは「抹茶は可愛い!」です。

「抹茶に難しそうなイメージを持つ方にも、茶道具の美しさや世界観に興味を持っていただきたい」という想いから、抹茶碗や茶筅、茶壺、柄杓などの茶道具を紙で制作しました。モビールとなってゆらゆらと揺れる茶道具は、思わず「可愛い!」と声にしたくなる愛らしさ。抹茶の泡をイメージしたオブジェや、茶室・野点のミニチュアなど、数ミリ単位まで作り込まれた繊細な作品も見どころです。また、抹茶碗や棗のオブジェには寿月堂をイメージしたカラーを取り入れ、茶碗の絵柄には商品パッケージのデザインをさりげなく採用するなど、随所に遊び心が散りばめられています。

ご来店いただいたお客様からも、「季節感と日本文化を感じられる」と大変ご好評をいただいています。 紙だからこそ生まれる繊細な世界と遊び心が、訪れるお客さまをやさしく迎えています。

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パリで見つけた小さな森 

Vol.1002026.06.15

パリでは近年、多くのカフェで抹茶ラテはすっかり定番の存在となりました。しかし、その多くが気軽に楽しむドリンクとして提供される中、本格的に抹茶や玉露と向き合える場所は決して多くありません。そんなパリに、日本茶の魅力を発信するカフェが誕生しました。

パリ屈指の人気エリアとして知られる北マレ地区、ヴォージュ広場のほど近くに店を構える「Forêt Forêt(フォレ・フォレ)」。フランス語で「森」を意味します。店内に一歩足を踏み入れると、店内の随所に植物や木の温もりを感じるインテリアが広がり、まるで都会の中の小さな森に迷い込んだかのようです。オーナーのLoïcさんとXavierさんは、「緑に囲まれた都会のオアシスをつくりたい」という想いからこの空間を生み出しました。

緩やかな曲線を描くベンチや、どの席からも自然の緑を感じられる設計。周囲の視線を気にせず、自分の時間に没頭できる静かな空気が流れています。自然に囲まれながら、自然が育んだ飲み物を味わう。そのひとときは、慌ただしい日常から心を解き放ち、穏やかな気持ちへと導いてくれます。

コーヒーのスペシャリストである二人が、日本茶に魅了された理由も印象的です。抹茶人気が高まるパリで、「本当に良いものを、丁寧に届けたい」という思いを抱いたそうです。

そこで抹茶ラテだけでなく、寿月堂の薄茶や濃茶をメニューに採用。注文ごとに目の前で一服ずつ点てるという、本格的なスタイルで提供しています。さらに、玉露も人気メニューの一つ。オリジナルの茶器でじっくりと抽出した玉露を味わった後は、残った茶葉に酢醤油を垂らしていただくという、銀座 歌舞伎座店と同様の体験が用意されています。

コーヒー文化が成熟し、新たなスペシャルティ文化が花開くパリ。その中でコーヒーと日本茶を同じ目線で捉え、「味わう時間そのもの」を大切にする場所として、多くの人々を惹きつけています。今後はコーヒーと抹茶のペアリングメニューも構想中とのこと。

友人と語らう人、一人で本を読む人、静かにお茶と向き合う人。それぞれが思い思いの時間を過ごせる憩いの場所。そこには、パリの中心にいることを忘れてしまうような、穏やかな時間が流れています。

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Pâtisserie TOMO x 寿月堂 パリ店 コラボイベント

Vol.992026.03.18

パリ左岸の老舗デパート「Le Bon Marché」。その食品館である「La Grande Épicerie de Paris」は、世界中から選び抜かれた食材が一堂に集う場所として知られています。世界のグルメの今を感じ取ることができる"食の百貨店"とも言える存在です。

この美食の聖地にて、寿月堂はパリで人気の和菓子店「Pâtisserie TOMO」とコラボレーションイベントを開催。東京からは寿月堂本店の店長も現地入りし、会場を大いに盛り上げました。コンセプトは、日本の伝統的な和菓子とフランスのパティスリー技術が融合したTOMOの和菓子と、寿月堂のお茶とのペアリング。日仏それぞれの技が織りなす、新しい味覚の体験です。

数あるお茶の中でも、特に来場者の関心を集めたのはやはり抹茶。ボン・マルシェを訪れるお客様は食への感度が高いため、 味わいだけでなく産地による個性――いわゆるテロワールや、その背景にある文化にも強い興味を示していました。

目の前で披露される抹茶のお点前。その繊細で流れるような所作にも、多くの人が思わず見入っていました。 点てられた抹茶のきめ細やかな泡、鮮やかな緑、そして馥郁と立ちのぼる香り。一口含むたびに、会場のあちこちから 「C'est très bon.(セ・トレ・ボン)」という声が聞こえてきます。また、抹茶を使ったどら焼きの実演も含め贅沢な和の味覚体験を楽しんでいただけました。

美食の都パリで広がる、日本茶と和菓子の新しい魅力。イベントは多くの笑顔に包まれながら、大盛況のうちに幕を閉じました。

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