お茶の楽しみ方 ~冷茶と温茶の使い分け~
2025.09.01
暦の上では秋を迎えましたが、日中はまだ暑さを感じる日もありますね。
そんな季節におすすめしたいのが、温かいお茶を氷で冷やして楽しむ「オンザロック」。
急須で淹れたお茶を氷に注ぐだけで、温茶の深い味わいをそのままに爽やかな冷茶としてお楽しみいただけます。
作り方はとても簡単。いつものようにお茶を淹れて氷に注ぐだけですので、思い立ったときにすぐお召し上がりいただけるのが魅力です。
特にほうじ茶や玄米茶で試していただくと、冷たい口当たりの中に芳ばしい香りが際立ちます。
日中の暑さを感じるときはオンザロックで清涼感を、夕方以降や少し肌寒さを覚えるときには温かいお茶でぬくもりを。急須と氷さえあれば、その日の気温や気分に合わせて自在に楽しめます。
移ろう季節を感じながら、「温」と「冷」の二つの表情をもつお茶をぜひお試しください。
冷茶の詳しい作り方は こちら から
お茶の楽しみ方 ~チーズとのペアリング~
Vol.312024.08.26
お茶の楽しさをより多くの方に知っていただくため、寿月堂では日々新しい取り組みに挑戦しています。
その中から今回はお茶とチーズのペアリングについてご紹介いたします。
そもそも日本茶とチーズが合うのか?と思われる方も多いかと思いますが、お茶に含まれる苦み・渋み成分のタンニンは、実はチーズを食べた後に残る脂っぽさやミルク臭さを洗い流してくれるので、チーズをよりおいしく味わうことが出来ます。
暑い季節に飲みたくなる冷たい煎茶にはミモレットがぴったり。
水出ししたお茶の旨みと熟成されたミモレットの旨みの相乗効果で、まるでお茶と食べるお煎餅のように止まらないおいしさです。
特に、旨みや甘みのある特撰百年の春がおすすめ。
ほっと一息つきたいときは、マイルドなゴーダをゆっくり味わいながら温かい煎茶を。ゴーダのミルクのコクが、お茶のさわやかな渋みと合います。寿月やとびきりのようにキレの良い渋みとコクのあるタイプが相性〇
煎茶の甘み・渋みに抹茶のまろやかな味わいが広がる芽茶は、ソフトでクセの少ないカマンベールのミルクの優しい味わいにぴったりです。
また玉露は、その繊細なアミノ酸の旨みが、良質なミルク感のあるコンテとバランス良くお召し上がりいただけます。
コンテを乗せたトーストに、お茶を入れて残った玉露の茶葉を乗せるアレンジもおすすめです。
抹茶と乳製品の相性の良さは、アイスクリームや抹茶ラテでも証明済み。ブリアサヴァランなどクリームを添加したフレッシュチーズと合わせればまるで上質なデザートのような味わいです。
チーズもお茶と同じように、作り手や季節によっても味わいや風味が変わるので、お気に入りのお茶に合うチーズを探してみるのも楽しいですよ。
摘みたての新茶、続々入荷中!
Vol.302024.05.01
寿月堂本店 店長の錦田です。
本日は八十八夜。新茶シーズン真っ只中です。
店頭には、各地から新茶が続々と入荷しています。
4月中旬より各地の茶園から届いた茶葉の味、香、色などをスタッフとともにじっくりと精査しながらテイスティングを繰り返しています。
数ある茶葉から選別したものを各商品のコンセプトに合うようにブレンドを行ない、仕上げ作業である火入れの調整指示を工場に伝達するなど、美味しいお茶作りに日々奮闘中です!
発売中の「大はしり」や「薩摩のはしり」は鹿児島産100%の一番茶。コクのある味わいが特徴ですが、今年は特に甘みをしっかりと感じる味わいです。
当店の喫茶で新茶をお召し上げりいただいたお客様からは
「甘みがあってすごくおいしかった!家ではこんなにおいしく淹れられないです」という声をいただいています。
ぜひ、旬を味わいながらゆったりとティータイムをお楽しみください
なお、「寿月」や「中嶋農法栽培 とびきり」など、今後続々と新茶が入荷いたします。
皆さまのご来店をお待ちしております。