ふぐ料理「赤坂 鴨川」では寿月堂のお茶でお食事のシーンやお客様にあわせたおもてなししています。
Vol.152012.01.28
赤坂に店を構えて40余年。
下関の天然物のみを使用した"ふく"料理のお店「赤坂 鴨川」では
築地丸山 寿月堂のお茶が使われています。
女将の大菅孝子さんが寿月堂のお茶と出会ったのは築地での買出し途中、
「ほい炉あげほうじ茶」を試飲したことでした。
「ただ炒ったにおいだけがするほうじ茶が多い中、
『ほい炉あげほうじ茶』は香ばしい香りとともにお茶の味わいがありました。
昔、近所のお茶屋さんが店先でほうじていたお茶が好きだったのですが、その味に重なりました。」
以来、お店では、「ほい炉あげほうじ茶」をはじめ、
シーンや用途にあわせてさまざまな寿月堂のお茶をお使いいただいています。
まず来店されてお食事が始まるまでの間は、
温かい煎茶や、暑い時期ならば「まつり芽茶80」を冷茶で。
そして食事中や食後にはほうじ茶をお出ししますが、そこにもこだわりが。
「お酒をたくさん召し上がるお客さまには、口の中をさっぱりさせ、
お酒から食事へ切替えるために、しっかりした香りの『ほい炉あげほうじ茶』を、
そしてお酒をあまり召し上がらなかった方や女性の方には、
香りとうまみがあり、料理を一層おいしく引き立ててくれる
『青ほうじ飛騨のほまれ』をお出ししております。
青ほうじは好評で、食事中ずっとお召し上がりになるお客様もいらっしゃいますよ。」
食事や会話の合間を見計らってお茶を選びお出しする、細かな気配りに、
お客様一人ひとりを大切にする大菅さんのおもてなしの気持ちが感じられます。
また、お料理でも抹茶「富士の春」をご使用いただいています。
「私どもが作るのが日本料理だからなのでしょう、
やはり日本のお茶と相性がよいようです。
よい素材をよりおいしく召し上がっていただけるようにつとめておりますが、
あわせて日本茶のよさも伝えていきたいと思っております。」
ふく料理以外にもお客様のご要望に応じてさまざまなお料理をお出ししている。
写真は鱧が盛られた「流れ」。
さまざまな料理で水の流れを表現した職人の細やかな細工が光る涼やかな夏の一品。
皿に盛られたものはすべて口にできる。
白玉でつくられた「さざれ石」には、弊社の「青糸」が練りこまれている。
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「赤坂 鴨川」
港区赤坂 3-9-15 第二クワムラビル 1F
Tel:03-3583-3835
17:00~23:00(L.O.20:00)
日・祝休 http://homepage3.nifty.com/kamogawa/