特集｜築地本店便り

寿月堂本店 店長の錦田です。
本日は八十八夜。新茶シーズン真っ只中です。
店頭には、各地から新茶が続々と入荷しています。

４月中旬より各地の茶園から届いた茶葉の味、香、色などをスタッフとともにじっくりと精査しながらテイスティングを繰り返しています。
数ある茶葉から選別したものを各商品のコンセプトに合うようにブレンドを行ない、仕上げ作業である火入れの調整指示を工場に伝達するなど、美味しいお茶作りに日々奮闘中です！
発売中の「大はしり」や「薩摩のはしり」は鹿児島産１００％の一番茶。コクのある味わいが特徴ですが、今年は特に甘みをしっかりと感じる味わいです。
当店の喫茶で新茶をお召し上げりいただいたお客様からは
「甘みがあってすごくおいしかった！家ではこんなにおいしく淹れられないです」という声をいただいています。
ぜひ、旬を味わいながらゆったりとティータイムをお楽しみください

なお、「寿月」や「中嶋農法栽培 とびきり」など、今後続々と新茶が入荷いたします。
皆さまのご来店をお待ちしております。

朝霧に覆われた山あいの里、宇治白川。
茶畑が広がる大地で、百年以上に亘り碾茶作りに勤んで来た辻喜茶園で栽培された最高峰品種、あさひ。

藁や稲で９５％遮光して栽培した茶葉を、手で丁寧に摘み、石臼で挽くことで濃厚な旨みととろけるような甘さを併せ持つ唯一無二の味わいが生まれます。

フランス語で「生産者の想い入れがある」「他とは違う」といった特別感のある呼び方としてワインなどによく使用される「キュヴェ」という言葉を敢えて名前に冠することで、希少性の高さを表現しています。

「美味しい濃茶を練るために大事なことは、茶筅をよく馴染ませ、しっかりと茶碗を温めること。温度を保ちながら丁寧に練ることで香りが立ち、あさひの持つ甘みや旨みを最大限に引き出せます。生産者の想いをしっかりと受け止め、一つ一つの手順を丁寧に行っています」と話すのは店長の錦田。

「寿月堂さんのおかげで今までに味わったことがないお茶に出会えて嬉しい」というお声をいただくほど、お客様からもお褒めの言葉をいただいています。

寿月堂でしか味わえない貴重な一服、ぜひ一度ご堪能ください。

自然が豊かで「Evergreen（常緑）State （州）」との別名を持つシアトルは、山と海と湖に囲まれ「全米住みたい街」のトップ10にランクインする街です。
マイクロソフトやアマゾンなど多くの世界企業の本拠地があり、スターバックスコーヒー発祥の地でもあります。日本の方にとってはイチロー選手が活躍したシアトルマリナーズのホームタウンとしても知られているかもしれません。

今回は、この街でおしゃれなエリアとして注目されているキャピトルヒル地区にあるシアトルアジア美術館をご紹介します。

1933年に完成したアールデコ調の建物は国家歴史登録財に指定されています。
館内には日本、中国、韓国、インドなどアジア諸国を幅広くカバーしたアートが約7,000点揃っており、日本にあれば重要文化財に指定される美術品も多く、アジアのコレクションとしては世界的に名を馳せています。

ガラス張りで豊かな自然を見渡せる美術館のギフトショップでは寿月堂のお茶も販売されています！
近隣には日本庭園があるため日本贔屓の方も多く、同じエリアにあるインテリアのセレクトショップ「KOBO」でも寿月堂のお茶が飲めます！https://koboseattle.com

アジアンフレンドリーな街、シアトルにいらした際には是非美術館を訪れてみて下さい。